今日、一人のシニアゴルファーの方が体験に訪れました。
現在、ハンディキャップ4で某有名ゴルフ場のシニアチャンピオンとの事

スイングを見てみるとさすが片手ハンディと唸らせられる
素晴らしい動きをしてますが一点だけ
???の動きがありましたが問診を行い納得。

『今の悩みは何ですか?』との質問に
『ウッド系はいいんだけどアイアンがダフリと引っかけが出てスコアを崩すんだよ』との事

スイングナビを見て見ると
ハーフダウンのポジションから右肘の解放とクラブフェイスのローテーションが始まりダウンで右脇にくっ付いているべきはずの右肘が
伸びきっているのだからダフりと引っかけが出て当然。

問題はなぜそうなったか?
聞くところではある有名プロ野球選手の弟さんで
ティーチングプロをされているKプロの理論を一生懸命に練習されたそうで
『ダウン初期動作で右腕を右爪先方向に伸ばし、右手とクラブフェイスを下に向けるように被せる』事を
イメージして実践してきたとの事。
さすがハンディキャップ4、イメージ通りに出来てます(笑)
ゆえに引っかけやダフりが出る訳で
ハンディキャップ4の方が取り入れるべきイメージではないと言う事を説明しました。

そこでこのお客様の『若返りプログラム』は2つの観点から体験プログラムを設定しました。
一つは10年前のスピードを思い出す為の『力の出し方における回復プログラム』と
限られた力、老齢化した少ない力を確実に球に伝達する
『ヒッティングポジションの回復プログラム』を行いました。

クリニックの結果
下半身がまるで生まれ変わったように回れる気持ちよさに驚いておられました。
また、軸線の若返りを図った事で左足上に猫背で低いフィニッシュ姿勢だったのが
背筋が伸びた綺麗なI字姿勢に変わり、嬉しそうにスイングナビを見ておりました。

人は60歳を超えると30歳代の片足分の脚力になります。
腓腹筋が弱り、右かかとを上げて綺麗に爪先立ち姿勢が取れなくなってきます。
下半身をおとなしくとかベタ足スイングなどと言わなくても
『意識の通り動けなく』なるのです。

50代~60代への10年で背筋力はかなり衰え、
回転する上での軸線を保つ感覚を作れなくなっていくものなのです。

皆様におかれましては『ベタ足』、『前傾姿勢維持』、『顔を残す』などなど今、レッスン業界で多用される言葉は
自分に適合した指導内容なのかをちゃんと考え取り入れる事をお勧め致します。
もし、有名プロのありきたりの基本をトライしてダメな場合は
是非、フレンディゴルフにお越しください。ミッドシニアに適したスイング若返り方法をお教え致します。